Windows VistaでのVMware Server高速化

無償仮想化ソフト「VMware Server 1.0.4」だが、正式には「Windows Vista」に対応していない。
インストールは問題なく終了するのだが、その後、起動する際に、一定時間フリーズする現象が発生する。
正直、これでは使い物にならないので、解決策をググッてみると、解決記事が掲載されていたので紹介。

1.「config.ini」に設定を追加

記事には、「C:\ProgramData\VMware\VMware Server\config.iniに以下の1文を追加 」と
記載されていたが、私の環境では該当する箇所に「config.ini」が存在しておらず、
「C:\Windows.old\ProgramData\VMware\VMware Server\config.ini」に存在していた。
この設定をすることで、「VMware Console」が、すぐに起動するようになったが、未だ、
仮想マシンを起動する際には、フリーズ現象が発生する。

host.TSC.noForceSync = TRUE

2.「*.vmx」に同じ設定を追加

仮想マシンの「vmx」ファイルの先頭行に、「config.ini」に追加した内容と同じ設定をする。
ただし、この時点では、仮想マシンを起動する際のフリーズ現象は解消されなかった。

host.TSC.noForceSync = TRUE

3.実メモリを使用するように設定

未だ解消されないので、各仮想マシンの「vmx」ファイルに以下の1文を追加する。

mainMem.useNamedFile = "FALSE"

加えて、「VMware Console」から「Edit vertial machine settins」をクリックし、
「options」タグをクリック、「Advanced」を選択後、「Disable memory page timing」に
チェックを入れる。
この設定を行うことで、各仮想マシン起動時のフリーズ現象は解消された。